明治維新の再発見

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明治維新の再発見

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642074049
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C1021

内容説明

転換期の世界における日本の行方が不透明な現在、明治維新への関心が高まっている。体制変革の発端、薩長同盟、幕藩制の清算、征韓論、明治六年の政変など、維新史上の重要問題に著者ならではの切れ味鋭い解釈を施し、ユニークな人物論や東アジア近代史比較論をも織りなす。

目次

プロローグ 明治維新を考える
1 明治維新政治史の展開
2 征韓論と明治六年政変
3 変革のなかの群像
エピローグ 比較史への展望―東アジア近代史のなかの明治維新

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリーゴールド

3
毛利先生の本はかれこれ6冊目。文章が平易というのではないけど論旨が明快で判りやすく学術論文でも何とか読めてしまうのと、やっぱ物の見方がこの先生は好きだな。この本は一般の読者向けの文章をまとめたもの。既に先生の学術論文や他の本で知っているテーマも多かったけど、大久保利通や西郷隆盛について書いたエッセイが面白かった。池辺三山の「大久保という人はいつも自ら政権の中心点を作って、いつもその中心に坐り込んでいる」という言葉が印象的で、彼が明治六年政変を起こした理由が腑に落ちた気がした。そして、政敵の江藤らを追い落し2019/07/23

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