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エリア・スタディーズ
現代フィリピンを知るための60章

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750313719
  • NDC分類 302.248
  • Cコード C0336

出版社内容情報

山下財宝,二月革命,警察と犯罪,フィリピンの政治のしくみと流れから,日比国際関係や在日フィリピーノまで今日のフィリピンをグローバルな視角で見直す。巻末にはフィリピンに関する書籍ガイド付き。

1 歴史をみなおす
 ルーツ/スペイン時代/フィリピン革命/ホセ・リサール/アメリカ時代/日本占領期/独立後の歩み/フィリピン民族博物館 ほか
2 社会と文化を読み解く
 フィリピノ語/聖地バナハオ巡礼/聖週間/新宗教/イスラーム/女性の地位と役割/フィリピン文学/ジャーナリズム/警察と犯罪 ほか
3 政治を分解する
 選挙/官僚機構/地方政治/国軍/マルコス政冶/二月革命/イメルダとコリー ほか
4 経済の実態を知る
 小口経済/貿易・投資/日本の政府開発援助/米軍基地跡地開発/農地改革/地場産業 ほか
5 国際関係から見る
 出稼ぎと移住/戦前の日比関係/戦後の日比関係/日比人流/在日フィリピーノ ほか
6 フィリピンを読む 読書案内

内容説明

この本は、フィリピンの歴史や政治、経済、文化、暮らしなどについて、できるだけ紋切り型の固定観念から解き放たれた視点に立って考え、また、グローバルな視角からこの国を見つめ直した。そして何よりも、未来への視座を念頭に置きつつ、今日のフィリピンを理解しようと構想した。

目次

1 歴史をみなおす
2 社会と文化を読み解く
3 政治を分解する
4 経済の実態を知る
5 国際関係から見る
6 フィリピンを読む

著者等紹介

大野拓司[オオノタクシ]
1948年生まれ。主な著書にWar Reparations and Peace Settlement:Philippine-Japan Relations 1945-1956 (Manila:Solidaridad Publishing House,1986)、共著に『アジアの女性指導者たち』(筑摩書房、1997年)、『新版入門東南アジア研究』(めこん、1999年)、訳書に『現代フィリピンの政治と社会』(デイビッド・ワーフェル著、明石書店、1997年)など

寺田勇文[テラダタケフミ]
1950年生まれ。主な共編著書に『アジア読本・フィリピン』(河出書房新社、1994年)、『比島宗教班関係史料集』(全2巻、龍渓書舎、1999年)、共著に『東南アジアの文化』(弘文堂、1991年)、『宗教人類学』(新曜社、1994年)、The Philippines under Japan:Occupation Policy and Reaction(Quezon City Ateneo de Manila University Press,1999)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sibasiba

4
2001年の本なので新しい方を読めばよかったと後で気づいてちょっと後悔。日本軍の軍票云々で「ジャパンマネー」がって話から戦争中は本当にごめんなさいな迷惑かけまくった話が日本との関係。歴史と政治の話がメインで文化的なことも書かれてはいるがちょっと物足りない。国民的英雄ホセ・リサールの最期にキリストを擬されたりキリスト教の影響が凄く強い。後はアメリカ。2016/05/08

夜行性の生き物

0
フィリピンの歴史や文化について書かれてる本。フィリピン入門編としておすすめ出来る本。また2001年出版のこの本にはコールセンターも英語留学も書かれてなく、フィリピンと世界の変化を感じさせる。2012/03/05

Keizy-soze

0
フィリピンという国についての歴史や政治、経済、文化、暮らしなどを客観的かつ詳細(60章)に書かれている本。このエリアスタディーズシリーズは本当に詳しく書かれていて、渡航先の国を学ぶには最適だと思う。個人的にはこのクオリティーで日本版を出してほしいw。2011/10/22

うめけろ

0
やっぱりこのシリーズおもろい。フィリピンは個人的に約2年駐在の経験があるくらい近しいので余計に興味深かった。 2011/04/11

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