子育てはあたたかくやわらかくゆったりと

  • ポイントキャンペーン

子育てはあたたかくやわらかくゆったりと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760118410
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

"●増山均=著
日本福祉大学社会福祉学部教授
少年少女組織を育てる全国センター福委員長
日本子どもを守る会『子ども白書』編集長
主な著書 『地域づくりと子育てネットワーク』『教育と福祉のための
子ども観』『ゆとり・楽しみ・アニマシオン』『子どもの権利条約ゼミナール』

「いい子」「かしこい子」って本当はどんな子? 安心感という心の主食を与えていますか。季節の風を体に感じること、仲間の群れのなかの葛藤、ぶらぶら・だらだらする時間などがありますか。新しい世紀を生きる子どもたちのために、これだけはこだわりたい子育てのエッセンス。
自らも5人の子どもを育て、地域の子育てネットワークづくりをライフワークとし、大学のゼミでは必修の「野菜畑」を耕すユニークな大学教授が、とまどう母親のために我が子を見まもるながーいものさしを贈ります。

Ⅰ 子育てでいまこだわリたいこと
「いい子」を育む人間浴/安心感というこころの栄養/いたわり・ねぎらい・思いやり/いのちの重みを心に刻む/からだとこころの復元カ/風を感じ季節を味わう/ゆったりとした時間と想像力/生活をきりひらくかしこさ/生きた人間の教科書・青年の魅力/わが子・よその子・地域の子/子どもを映す三つのカガミ/生活の中に子どもの居場所をつくる
Ⅱ ゆとり・楽しみネットワーク
ボタンのかけ違いに注意しよう/大切にしたい子ども時代の生活/「信じる」ことと「待つ」こと/いっしょに遊ぶことが生みだす力/親も子も市民として生きよう/安心して休息しいい夢を見る/家族で散歩するゆとり/無駄な時間の必要性/ハプニングを楽しむ/ひろげよう地域の子育てネットワーク
Ⅲ ゆがみを越える自立と飛躍のちから
子どもの背たけが親を越えるとき/゛おとな""になることの素晴らしさ・難しさ/目立つことと自立すること/心を亡ぼす部活と受験の忙しさ/体罰は民主主義の敵/あるがままの姿を尊重する/一人前が見えにくい時代/一人前にむけての階段/一人前にいたる発達の節づくり/「子どもの痛み」と「社会のゆがみ」/「村人」と畑を耕す/子育てに長く大きなものさしを
おわリに 少子社会と子育て支援のあリ方
あとがき"

内容説明

本書は、家庭での子育てに原点を置き、子どもの育ちと親の子育てのあり方に視点をすえ、学校や地域社会とのかかわりの中で「子どもの最善の利益」「子どもの市民的自由」を実現するにはどうすればよいかを追求したものです。

目次

1 子育てでいまこだわりたいこと(「いい子」を育む人間浴;安心感というこころの栄養;いたわり・ねぎらい・思いやり ほか)
2 ゆとり・楽しみ・ネットワーク(ボタンのかけ違いに注意しよう;大切にしたい子ども時代の生活;「信じる」ことと「待つ」こと ほか)
3 ゆがみを越える自立と飛躍のちから(子どもの背たけが親を越えるとき;“おとな”になることの素晴らしさ・難しさ;目立つことと自立すること ほか)