内容説明
情報・通信、宇宙・航空、運輸、医療、バイオテクノロジーなどの高度先端技術の分野において、各機器の必要精度はますます高まり、それをクリアするためには超精密加工技術の採用が必須の条件となっている。本書は超精密化が現状どこまで可能になっているかを解説するとともに、その歴史的背景や「超」をめざした研究のプロセスにも眼を向け、技術開発の方向や手法を考えるためのヒントを提供している。
目次
日本の超精密加工技術発展の歴史
超精密加工はどのように進んできたか
「精密」のこと
超精密加工はどこまで可能か
モノづくりの変遷と今後の超精密生産技術への期待