内容説明
人間の心と犬の心はどうちがうのか。アメーバやウィルスには意識はあるのか。ロボットは心をもつ可能性があるだろうか。心は脳にあるのか、そして意識は科学的に説明できるのだろうか。認知科学がとりくんできた心と意識の問題に、第一人者のデネットが進化論的アプローチであらたな疑問を投げかける。問いかけの面白さと独自のレトリックで、心の科学のあたらしい局面を拓いた、刺激的な一冊。
目次
1 さまざまな種類の心
2 そこに意識は存在するか
3 身体と心
4 心の進化論
5 思考の誕生
6 わたしたちの心、そしてさまざまな心