内容説明
本書は、ビスマルク失脚後から第一次大戦末までのほぼ三十年間にわたるドイツ第二帝政期後半の国家社会政策史に関する研究である。
目次
ベルレプシュと一八九一年営業条例改正
ルール石炭鉱業の労使関係と一八九二年プロイセン鉱山法改正
ポザドフスキの経歴/官僚政治家への道
帝国財務省長官時代のポザドフスキ
帝国内務省長官ポザドフスキと結集政策
ポザドフスキの社会政策的転向
宰相の交代とポザドフスキ
後期ポザドフスキの社会政
社会学的社会政策論の形成
ヴィルヘルム・グレーナーの生い立ちと軍隊生活〔ほか〕