内容説明
我が国における人口の高齢化・長寿化は急速に進行しており、２１世紀初頭には本格的な高齢社会が到来する。こうした人口の高齢化・長寿化が我が国経済社会に及ぼす影響は非常に厳しいものがあり、高齢者対策の総合的・効果的な展開が急務となっている。このたび「老人の生活と意識に関する国際比較調査」を実施した。今般、調査結果の解説をおり込んだ最終報告書を発刊するはこびとなった。調査対象国として我が国のほか、タイ、アメリカ、デンマーク、イタリアを選定し、これら５カ国における老人を対象として、調査したものであるが、この調査によって日本の老人の生活と意識の特性がかなり浮きぼりにされた。
目次
第１部 調査の目的及び方法等
第２部 調査結果の概要
第３部 調査結果の解説（調査対象者の基本的属性；家族生活；職業生活；社会参加・趣味；扶養・援助；老後の生活；老後の経済生活；幸福感・孤独感・価値観）
第４部 調査集計表
