内容説明
映画の歴史と魔術にスポットをあてた新しい博物図鑑が誕生しました。カメラ、映写機、スター、スタジオなどの質の高い写真の数々が、映画の発達や映画製作のようすをほかでは見られないかたちでお見せします。
目次
光と影
回す
絵と絵の間を断ち切るシャッター
フィルムとは?
カメラ
明滅する幻影
サイレント時代のハリウッド
スターとスタジオ
トーキーの登場
ピクチャー・パレス
テクニカラー時代のハリウッド
映画の製作
スタジオでの撮影
ロケーション
メークアップ
衣装
セットと小道具
スタント・シーン〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もとせ
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36頁【女王の衣装:ハリウッド全盛期には正確さよりも雰囲気のほうが大事にされた。しかし、今日の衣装はどこまでも正確さが要求される。映画『クイン・メリー/愛と悲しみの生涯』のグレンダ・ジャクソンの衣装は、エリザベス朝時代の王室の服装をそっくり模倣したものだった。/ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーにある当時のクイーン・エリザベス1世の肖像。デザイナーはこれにもとづいて女王の衣装をつくった。】2017/04/26
かい
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豊富な資料と、イギリス人らしい少し辛口の解説。たまんないね。写真たっぷりで、無知ムチ野郎かつ飽きっぽい自分でも満喫できた。おぉ…写真のとこから説明してるぞ、とちょっとびっくり。古今西西の名画が、ちょくちょく取り上げられいて、当時の業界の仕組みだの流行だのハリウッドだのがサラッサラッと説明されている。でも、あれ?イタリアのリュミエール兄弟が載ってないかも?2009/07/12