内容説明
犯罪や戦争への対抗、電子決済詐欺やクレジットカード偽造や盗聴の防止、電子マネー、電子署名、電子証明書など、バーチャルな世界でこそ必要とされる暗号の世界を徹底的に解説。
目次
1 暗号の基礎と歴史
2 現代暗号の始まり
3 公開鍵暗号の登場
4 応用暗号理論
5 社会を支える暗号技術
6 これからの暗号理論
著者等紹介
伊藤正史[イトウマサシ]
1976年、静岡県浜松市生まれ。浜松北高校を卒業後、中央大学を経て同大学院に進学。情報セキュリティ研究などで有名な辻井研究室で暗号に魅せられる。工学修士
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感想・レビュー
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barcarola
2
暗号といえば私の場合まず思い出すのがニイタカヤマノボレ。本書もそういった歴史的なところから始まって、現代のインフラに無くてはならない暗号技術についてかなりのページを割いて解説されている。2018/05/13
あや
1
図書館で借りたが面白かったので購入した本。古代の戦争暗号から始まり、近年よく聞くワンタイムパスなどまで一挙に解説。10年以上前の本なのでやや古く、一部の細かい仕組みは難しいが、ざっと読んでイメージをつかむには文系にも優しい良書。多くの技術者が競って設計・解読法を編み出し続ける様や、将来取られる対策まで見据え20年君臨したDES暗号、また一見無茶に思われる要望をアイディアでクリアしていく進化の流れ…などは、もはやバトル系少年漫画のような熱さがある。2018/11/09
cocolate
1
知りたかったことは「暗号解読」ですでにわかっていが、公開鍵方式が認証に使われるというのがこの本でわかったとこだ。ネットワーク上での暗号と認証の話は、ついていけない。雑学かあ・・・。2014/02/18
Hiroshi Obara
0
DESやRSAのアルゴリズムを詳しく書いて有って非常に参考になる。2015/09/16
読書家
0
暗号化の基本的な流れを知ることが出来た2015/02/18