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老子

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816341298
  • NDC分類 124.22
  • Cコード C0010

内容説明

「老子」には、ことわざや格言、逆説による真理の追究、受動性や柔弱さの尊重、女性や赤子の理想化などが説かれており、内容は複雑かつ豊富です。その多面性を伝統的な「老子」解釈から最近の学説まで反映して解説しています。

目次

第1章 老子についての基礎知識
第2章 根元的な道と天地万物の生成
第3章 天地と道の思想
第4章 聖人の道と政治
第5章 政治の術と処世の術
第6章 儒家の道徳と政治の批判
第7章 不戦と用兵の思想
第8章 水と謙虚の思想
第9章 女性と嬰児の尊重
第10章 無知と愚昧の評価
第11章 相対とその超克

著者等紹介

蜂屋邦夫[ハチヤクニオ]
1938年、東京都荒川区生まれ。東京大学教養学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。東京大学東洋文化研究所教授を経て、大東文化大学国際関係学部教授、東京大学名誉教授。専門は中国思想史、道教思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

24
老子を図解するというある種斬新に感じた本。内容は老子の入門編というところで、全文ではなく、数箇所を取り上げて、それを老子のいくつかの版の訳を紹介しながら読み解いていました。老子全部を理解できるはずもないけども、大器晩成が大器免成であったとか、玄徳という単語の意味だとかが出てきて、非常に楽しく読めました。日ごろ使っている言葉のいくつかが老子から出ているのに驚き。思想としてはまさに仙人というべきか、君子のありかたを描きつつも、今風でいう枯れた感じで共感を覚えました。2017/11/21

アルクシ・ガイ

5
ビギナーズクラシックを読んだ時は感動したが、けっこう「何だかなあ」な事も言っているのだな。2014/10/01

そーすけ

4
176*細かい文言の注釈が多くて、自分が読みたい内容とは違った。テキストの問題(内容の異同など)について書かれても、素人だからまったく興味がわかず。後半はパラパラと図だけ見て読み飛ばし。「道」というのが、何だか分かったような分からないような……。ただ言葉遊びしているだけなんじゃないか、という気がしてくる。2015/08/19

Hitotose

3
老子について興味があり、お馴染みの図解雑学さんなら…と手に取ったのですが、自分には遠く及ばず…。序盤は分かりやすく、老子の人物像や老子の誕生経緯がすんなり頭に入るのですが〈道〉の話になってから理解が及ばず。分かると分からないの差が激しい…読書で暗闇を手探りで進むような思いをしたのは久しぶり。文の問題ではなく、高大な思想を図解しようとするのには無理があるのかもしれません。2023/05/21

41

1
分かりやすいが理解出来ない話も。2011/08/24

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