文化とファシズム―戦時期日本における文化の光芒

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文化とファシズム―戦時期日本における文化の光芒

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  • サイズ B6判/ページ数 354p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818806962
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C1021

内容説明

日中戦争から敗戦までのファシズム期における言論・出版統制、美術や音楽などの文化団体の動向、ツーリズム、地方文化運動、アイヌ民族の同化論などを取り上げ、「国策協力」団体の統合推進と抵抗の中で揺れ動く文化と形成主体を赤裸々に描く。

目次

1 観光・厚生・旅行―ファシズム期のツーリズム
2 前衛芸術運動の抵抗と挫折―美術文化協会と滝口修造を中心に
3 戦時体制下の音楽界―日本音楽文化協会の設立まで
4 日中戦争下の出版・言論統制論をめぐって
5 大日本言論報国会―評論界と思想戦
6 戦時下の地方文化運動―北方文化連盟を中心に
7 ファシズム期、アイヌ民族の同化論
8 戦時下の女性の生活と意識―『主婦之友』にみる
9 戦時期の母と子の関係―家庭教育施策・家庭教育論の検討を通して

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぞだぐぁ

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WW2の時期の日本における生活習俗などを含んだいわゆる広義の「文化」についての論文集。女性の労働の項などは読んでいて現代にも同じ問題が残っている感。2018/07/04

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