出版社内容情報
父さんも小さい頃は泣き虫で、いつもしかられてばかりいた。そして１日中遊んでいた……。昭和30年代の地方都市を舞台に、子どもたちの遊びや生活を生き生き描いた、親子で楽しむ絵本。
＜読んであげるなら＞5・6才から
＜自分で読むなら＞小学低学年から
内容説明
君たちの父さんは、いくつぐらいかな？１９４０年代、１９５０年代に生まれた人たちは、この本で紹介したような子ども時代を過ごしたと思う。この本を読んでわからないことがあったら、君の父さん母さんに聞いてごらん。よろこんで教えてくれるよ。父さんたちは、君たちともっと話がしたいと思っているんだ。この本を読んだことで、君たちが父さんともっと話すようになったら、うれしいな。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP＠ehon.gohon
21
昭和３０年代の生活が語られています。 お父さんというよりもお爺ちゃんの時代かも知れません。 親にとっては懐かしい時代、子どもにとっては未知の世界を語り合えるシチュエーションが素晴らしいと思います。 成績のこと、友だちのこと、包み隠さず語ることのできる父親って魅力的で、安心感が持てるのだと再認識しました。 お父さんも人間、子どもは親の子ですよね。 自分も知らない遊びが出てきて、当時の社会を懐古できました。2022/11/06
mntmt
20
1940年代、1950年代に生まれた人たちの子どもの頃。私の父もこんな遊びをしていたのかな。2016/07/03
ヒラP＠ehon.gohon
14
大人のための絵本2022/10/25
おはなし会 芽ぶっく
12
借りてから、絵が松岡達英さんと気づき驚きました。『ぴょーん』をはじめ、お世話になってます(笑) ジリーズの『母さんの小さかったとき』 https://bookmeter.com/books/43264 は他の方でした。 親の小さかった頃の話、自分と同じ頃にどんなことをしていたのか、もし同じようなことをしていたら嬉しいですよね。2021/04/11
遠い日
12
『昭和の子ども生活絵図鑑』からこちらへ。同じく昭和の子どもの日常を描く本。新潟県長岡市あたりが舞台なので、土地柄の違いを考えないといけないだろうが、１９４０年代から１９５０年代生まれの子どもたちのことと考えればいい。松岡達英さんの濃やかな絵が、とてもいい感じ。父さんが請われて、子どもに自分の子供時代を語るという趣向も、和やかでいい。2014/03/30
