見えないものを見る力 - 社会調査という認識

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見えないものを見る力 - 社会調査という認識

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  • サイズ A5判/ページ数 353p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784842910871
  • NDC分類 361.9
  • Cコード C3036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mealla0v0

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「社会」という「見えないもの」を見る力としての「社会調査」。社会科学において「純然たる事実」は存在せず、あるのは「解釈された事実」=調査結果であり、それをさらに解釈するのが社会科学なのだと言う。しかし、それゆえに、社会調査は「現実」を単に考察することはできない。というより、社会調査はある種の「現実」を構築する力を有しているのだ。たとえば、「人口調査」は「人口問題」を構成し「人口政策」が打ち出されるわけだが、これは調査がある種の現実認識をつくりあげ、それが問題を見付け対策するというわけだ。自覚すべきこと。2017/07/13

いとー

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しっかり読んだのは1章と2章のみ。社会科学の認識論を把握することが目的。「社会」は「個人」の総体ではない。「社会」を論ずるときの理論は、抽象度によっていろいろ使い分ける必要がある。個人に没頭しすぎて視野が狭くなったときに思い出すべし。2012/02/29

books_man

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「社会学の作法・初級編」で問題意識を持つことの大切さを感じた私が、特定の現象に対して問題意識を持ち始めたときに、その「問題意識=問い」をどのように深めていけばよいか、問題の認識論から教えてくれた本。本書では様々な社会調査の手法が紹介されていますが、著者が社会⇔調査者の関係をどう捉えているのか意識しながら読むと勉強になると思います。

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