内容説明
おかあさんは買い物。おばあちゃんはお昼寝。赤ちゃんのサーラーもベッドで眠っています。アフマドは、おるすばんです。なにをしようかなあ。サーラーが起きました。そうだ、サーラーにいいことをしてあげよう。
著者等紹介
ターイェルプール,フェレシュテ[ターイェルプール,フェレシュテ]
1952年、イラン、テヘラン生まれ。作家。“Children and Young Adults”の映画プロデューサーとしても活躍しているほか、イラン“The House of Film”理事会のメンバーであり、国内外の映画祭で審査員もつとめている
マアスーミヤーン,メフルヌーシュ[マアスーミヤーン,メフルヌーシュ]
1945年、イラン、テヘラン生まれ。大学で建築を学ぶ。作品に、ボローニャ国際原画展に入選した『The mystery of tomorrows』などがある
愛甲恵子[アイコウケイコ]
1976年生まれ。東京外国語大学、大学院でペルシャ語を学ぶ。イラン留学中にペルシャ語の絵本を読みあさり、面白さを知る。帰国後はサラーム・サラームというユニットを組み、翻訳のしごとのかたわら、イランの絵本やイラストレーターの紹介、原画展プロデュースなどを積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
32
おかあさんはお買い物。おばあちゃんはお昼寝。赤ちゃんのサーラーもベッドで眠っています。アフマドはおるすばんです。なにをしようかなあ。■アフマドくん、なんて可愛いの♡ お母さんも知的で素敵。小さい子が行動のひとつひとつに逡巡する様子が丁寧に描かれて。■優しい気持ちからしてしまったアフマドくんの行動に、おかあさんは何て言うのでしょう? 日々奮闘している小さなお兄ちゃん、お姉ちゃんをそっと勇気づけ、子育てにちょっと力の入っている大人たちに優しい気付きをくれるお話でした ( ' ᵕ ' ) (1985年)(→続2019/05/28
たまきら
26
イランの文化的背景がさりげなく織り込まれているやさしいおはなしです。2020/02/27
おはなし会 芽ぶっく
16
詩の国イランの絵本。お母さんは買い物にでかけ、お留守番をしているアフマド。おばあちゃんと赤ちゃんのサーラーはお昼寝中。二人を起こさないように遊んでいるアフマドは優しいお兄ちゃんですね。するといつの間にかサーラ―が起きていて、アフマドはいつも飲んでいるミルクか薄い紅茶をあげようと考えます。お母さんがしていることをちゃんと見ているんですね。けれど…。チャードルやサモワール、赤ちゃんに薄い紅茶をあげるなど、イランの文化に触れられる絵本です。2020/10/28
しろのあ
2
イランでは薄めた紅茶を赤ちゃんに飲ませるのかと驚き!ところ変わればですね。2012/11/14
絵具巻
1
文京区立真砂図書館で借りました。2015/02/26