研究叢書<br> 日本語論究〈4〉言語の変容

研究叢書
日本語論究〈4〉言語の変容

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  • サイズ A5判/ページ数 241,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784870887497
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C3381

出版社内容情報

十三人の執筆者による論集。「源氏物語と絵巻詞書の語彙/田島毓堂」「物の流れと語形の伝播/丹羽一彌」「文書主義の概念と日本語表記の成立について/釘貫亨」「和製漢語化に伴う和語の漢字表記への影響/田島優」他

目次

源氏物語と絵巻詞書の語彙―比較語彙論的考察試案―
ギュツラフ訳『約翰福音之傅』とTerm question
単純さと複雑さの相生―原語から見た意訳と音訳―
文末の「~コトダロウ」における「コト」の意味分析―「ダロウ」に「コト」が付くことによる意味の変容―
対格の意味特性に関する覚書
連体名詞句における限定的修飾と非限定的修飾―階層、テンスの変容―
言語変化としての「接着」―付論・言語資料としての言語地図―
物の流れと語形の伝播―紀伊半島のアルとオルの場合―
「文書主義」の概念と日本語表記の成立について
図書寮本類聚名義抄に見える漢数字の注記について
法華経訓読における助動詞ケリの変遷―「気づき」の意味はいつまで理解されていたか―
「ん」と「ン」との関係―中世初期の片仮名文献における―
和製漢語化に伴う和語の漢字表記への影響―「目標」から「目印」へ―