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美とは何か―近代文明がもたらした美と人類の危機

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  • サイズ A5判/ページ数 331p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784873023045
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C0095

内容説明

苦悩と混迷の世で、人は美と夢の世界に真実と生きる力を求める。ことばと人知の獲得は、人類という種の絶滅への一歩だったのか?科学技術文明は「進歩」「人類の福祉」という壮大な虚構だったのか。

目次

第1章 美とは何か(「美」とは;美的感動を強めたり弱めたりする諸事情;美の本質に迫る ほか)
第2章 世界の危機と美(近代化のもたらしたもの;近代文明に対峙する価値観;美の創造)
第3章 美についての雑感―まとめを兼ねて(えもいわれぬ「美」;生存に関わる美;芸術は心の糧 ほか)

著者等紹介

中倶夫[ナカトモオ]
1938年北海道倶知安町生まれ。以後旭川市、札幌市に在住。1964年北海道学芸大学(現教育大学)札幌校卒業。以後34年間室蘭市内の中学校で美術、社会科などの教員。その間休止期間をはさんで定時制高校の時間講師(美術、日本史)を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いまにえる

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美とは何かから近代文明批判に陥ってしまった残念な本。序盤は変化するものこそ美であるとかカントの認識論と現代の脳科学の連関について述べていて興味深かったが、途中からテクノロジー批判、合理主義が感性を壊す、孤立する現代人、最近の若者は論になってしまった。そんなことを聞きたくてこの本を借りたわけじゃないので残念だった。2018/04/07

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