内容説明
教育経営学の全容を、本書はその理論と実際にわたって再検討し、「現代教育経営学」の理論的・実践的諸問題と将来の課題を解明しようとするものである。
目次
序章 現代教育経営の構造と理論
第１部 教育経営の基本構造（公教育の政策形成と公教育経営；教育経営の法構造；教育委員会の学校管理権限と組織関係；教育経営における学校の自律性の理念と現実）
第２部 社会変化と現代教育経営の諸相（情報化、国際化と教育経営；教育経費と学校教育；教育課題と教育経営；学校の適正規模と適正配置；教育課程開発と授業；教師の行動規範と校長のリーダーシップ；教員の力量と校内運営；学校病理と生徒指導；校内運営システムと学校の教育意思形成；生涯学習と教育経営）
第３部 現代教育経営の争点（「公教育」と「自由化」；父母の教育思想と公教育経営参加；教育経営における教職員団体；児童・生徒の管理と教師の懲戒権；「子どもの権利条約」と教育経営）
結章 教育経営組織再編の課題
