目次
“読むことの倫理”とは―『思い出す事など』を軸として
戦争文学としての『趣味の遺伝』
漱石探究一―『こゝろ』から何が見えて来るか
『道草』再読―“身体論”的視点を軸として
大正五年の鴎外と漱石
村上春樹と漱石―“漱石的主題”を軸として
キリスト教文学を読む―近代日本という風土を軸として
思想としての椎名麟三―漱石との対比を軸として
『青い小さな葡萄』をどう読むか―“アウシュビッツ以後”というモチーフをめぐって
『深い河』再読〔ほか〕
著者等紹介
佐藤泰正[サトウヤスマサ]
1917年、山口県生まれ。早稲田大学卒業。現在梅光学院大学教授。著書に『宮沢賢治論』(第七回宮沢賢治賞)などがある
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