じてんしゃのへいたいさん

じてんしゃのへいたいさん

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(頁/高さ 23X25cm
  • 商品コード 9784880120171
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

平和は、アメリカ兵と子どもの心をむすんだ。絵本翻訳コンクール最優秀賞作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプーン

39
米国と日本の立場の違い。 「芸(文化)」で皆をひとつにした過程。 いろいろと見えて来ますね。2022/05/30

Cinejazz

18
戦争が終わった次の春、港を見下ろす山の手の小学校の運動会の日、アメリカ軍基地から二人の兵隊(赤毛の白人と黒人)がやって来た。銃は持っていない。初めて見るアメリカ兵に、みんなビクビクしていると、兵隊たちは笑顔で手を振って近づいてきた・・・校長先生の許しを得て自転車を借りた二人は、運動場を所狭しと見事な曲乗りを披露して、みんなから拍手喝采を浴びることに・・・言葉は通じなくとも〝平和〟への思いを伝える、心の交流を描いた物語絵本。2022/09/23

ツキノ

13
アレン・セイとピーター・シスを混同していた。戦後の小学校の話。運動会にふたりの兵士が乱入。といってもとても礼儀正しく。森田先生に捧げられている絵本で、どうして?と思いきや、アレン・セイは日系アメリカ人だそうで。知らなかったなあ…とてもいい絵とストーリー。2015/07/29

ヒラP@ehon.gohon

11
終戦直後の九州の山の中腹の小学校。 運動会に現れた二人の兵隊さんがはじめた自転車の曲芸乗り。 運動会は中断してしまいましたが、つい1年前には鬼畜とおそれたアメリカ兵に親しみを持ったようです。 このお話は日本生まれの日本人で、アメリカに帰化したアレン・セイならではのお話になっています。 2010/07/07

おはなし会 芽ぶっく 

8
戦後翌年の春、小学校で運動会が行われていると、そこへ二人のアメリカ兵がきた。その一人が校長先生にお辞儀をして自転車を借りると、みんなが見た事もない曲芸を披露。ほんの1年前まで敵味方だったことなど忘れ魅入られる人々。兵士=敵ではないのだと安心感も感じる絵本です。著者の体験からできた絵本。 ※外出自粛中の中メンバーと、いつもは選書しない分野に挑戦しように取り組んでます。私が高齢者向けに選書してみました。2020/05/05

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