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私が学校に行かなかったあの年

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26cm
  • 商品コード 9784883301485
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

できごとは忘れないようにぜーんぶ日記につけた。フィレンツェ、スポレート、アッシジ、ローマ…7歳のアメリカの少女がまる1年学校へ行かず、家族4人だけの人形劇団でイタリアを巡業した思い出。

著者等紹介

ポター,ジゼル[ポター,ジゼル][Potter,Giselle]
『ケイトと豆のつる』文/メアリー・ポープ・オズボーン(セーラー出版)、『ほんとうのことをいってもいいの?』文/パトリシア・C・マキサック(BL出版)など10冊以上の絵本の挿し絵を描いてる。ニューヨーク在住

おがわえつこ[オガワエツコ]
1935年、福島県生まれ。現在、セーラー出版社長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

71
旅から旅の人形劇団『紙のもうじゅう座』を営む家族。ある年一座は遠く離れたイタリアまで1年間の巡業に出かけます。学校に行かず、ママが運転するトラックでフィレンツェ、アッシジ、ローマへ。「おじぎするときは、いつもにっこりわらうんだ」と教えてくれたパパ。両親が離婚するまで続いた家族シアターの記録。『ほんとうのことをいってもいいの?』で個性的な絵を描いたジゼル・ポターさんが初めて文を書いた絵本です。ポップアートのようにも見える見返しの絵は、旅の思い出を描いたポターさんの日記から録ったもの。2004年9月初版。2015/07/16

おはなし会 芽ぶっく 

13
てっきり不登校の話と勘違いして読んだ絵本。全く違いました。人形劇団の一員として一家で巡業にでるおはなしです。著者の幼い頃の経験談。ご両親の離婚で(お父さんは新しいバージョンで活躍中とのこと)一家での活動は無くなりましたが、人とは違う貴重な経験をされたんですね。見返しにある日記の数々がすでに芸術的です。2019/09/18

ヒラP@ehon.gohon

12
著者自身の思い出のきらめきと哀愁がこめられた絵本です。 旅芸人として、家族でアメリカからイタリアに渡り、巡業した日々を絵日記に記録した著者。 旅の断片が子どもの視点で描かれていて眩しく思いました。 両親の離婚で一座が終わったこと、父親は新しい奥さんと「新バージョン」 の劇団を続けていることを考えると、とても意味深い経験だったのでしょうね。2018/05/12

ぱせり

12
色彩も構図も、人も物も動物も、なんて自由でのびやかな絵本なのだろう。みんなで手を取り合って踊っているようだ。そして、見開きにコラージュされた七歳の少女の旅日記。大人の思い出が描いた絵本と、七歳の現代進行形の日記とが、ともに、学校に行かなかった一年がどんなものであったかを語っているよう。こんな日記をかきたくなるような子ども時代があったらいいな。 2014/04/11

遠い日

4
イタリアという異国で過ごした1年を、7歳の頃つけた絵日記をもとに再現した物語。本物の絵日記は表、裏の表紙見返しに紹介されていてとても臨場感がある。家族4人で回る人形劇団の巡業のようす。旅の楽しさも、ハプニングも、恥ずかしかったことも、いきいきと描かれる。覚えたイタリア語、買ってもらったカウボーイブーツ、毎日が新しかった日々が、ここに輝いている。2014/06/07

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