みんなぼうしをかぶってた

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24cm
  • 商品コード 9784883301492
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

著者等紹介

スタイグ,ウィリアム[スタイグ,ウィリアム][Steig,William]
1907年、ニューヨーク生まれ。芸術一家に育つが、大学時代は全米水球チームを作ったほどのスポーツマンでもある。また、ナショナル・アカデミー・オブ・デザインの一員でもあった。1930年、初めて漫画が“ザ・ニューヨーカー”に載ると、読者の反響が大きく、連載となった。それ以後、漫画を描き続ける。1968年、60歳を機に子供の本に力を注ぎ、三作目の絵本「ロバのシルベスターとまほうのこいし」で1970年度のコルデコット賞を受賞する。のちも数多くの絵本を描き残している。2003年10月没

木坂涼[キサカリョウ]
1958年、埼玉県生まれ。詩人・エッセイスト・翻訳家・絵本作家として活躍。詩集『ツッツッと』で現代詩花椿賞受賞、『金色の網』で芸術選奨文部大臣賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうゆうpanda

31
ウィリアム・スタイグ(1907~2003年)この絵本が遺作だそうです。表紙の絵の男の子がぽつねんと立っている様子が可愛くて借りてみました。伯母は今年白寿です。書き出しが「1916年」だったのでドンピシャだと嬉しくなりました。英語でも通じる名前をもらった伯母。祖父が憧れたのは、豊かになっていく途中のこんな奥ゆかしいアメリカだったのかも知れません。「絵描きにはなれて、船乗りにはとうとうなれなかった」作者。人生のまとめをしっかりして、品のいい素敵な笑顔です。96歳の大往生と言えるでしょう。作者も伯母も立派です。2015/11/09

tokotoko

22
あまりにも愛嬌のある表紙の絵にひかれた。ウィリアムさんの自伝のようだ。絵が描けて、文が書けたら、思い出もこんな風にお洒落にまとめられるんだなぁ!服や家具の模様に至るまで、クラシックでとても可愛い!登場人物の表情のユーモラスさといったら!見てるだけで笑えて来ました。何気ない日常に隠れてるユーモアを、見つけられて覚えていられたから、最後にこんなに穏やかに微笑めたんだね!素敵な1冊でした。☆1907年、ニューヨーク生まれ☆2014/02/03

魚京童!

15
ホフマンほど、頭のいいやつは いない2014/02/17

ume 改め saryo

12
作者がまだ小さかった時代のお話。 1916年。約100年前ですね。車も電灯も電話もまだ珍しかったNY ブルックリン。 いろいろあるけど、ちょっと不便くらいが幸せな気がしますね(笑)(^^) 世界中を動かす出来事や、家庭の事情があっても、皆さん帽子が好きだったのですね。(^^)2012/05/13

けんちゃん

11
中島京子さんの「えほん」紹介作品。スタイグの没後に刊行された遺作。冒頭には本人の少年時代の写真があり、彼の子ども時代を振り返って描いた作品のようです。出てくる戦争は第一次世界大戦、1907年生まれだからうなづけます。みんな帽子をかぶってた…言われてみるとそうかな。そして巻末の晩年のスタイグの写真(とても晩年には見えないので、この作品をいつ頃描いたのか気になるのですが…)、ぐっときました。2011/01/14

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