目次
序章 ナショナリズムと多元主義の和解、もしくは、共存のための政治文化にむけて
第1章 近代バルカンの都市空間
第2章 タンズィマートと都市社会
第3章 オスマン主義とミッレト制度改革
第4章 タンズィマート期の宗教対立
第5章 多言語社会と「民族語」
第6章 オスマン国家の文教政策と多元的統合の可能性
第7章 オスマン主義とナショナリズムの和解可能性
終章 オスマン的多元主義の意味
著者等紹介
佐原徹哉[サハラテツヤ]
1963年東京にうまれる。1988年東京大学文学部西洋史学科卒業。東京都立大学助手を経て、現在、明治大学政治経済学部専任講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。