内容説明
宴会、海外旅行、高校野球、時代劇など、おなじみの日本大衆文化の世界を、記号論的視角で解読。定型化した「日本特殊論」を鮮やかに「脱構築」した新時代の日本人論。
目次
第1章 日本のことば、あるいはことばのなかの日本
第2章 酒、ことば、歌
第3章 現代のロマン―マイプラン・トラベル
第4章 キーワードと日本の「精神」
第5章 交差する美の概念
第6章 広告の詩学
第7章 広告のディスクール、その響き合い
第8章 ヌードルウェスタンの善玉、悪玉
第9章 時代劇、ヤクザ映画、「エロダクション」映画
終章 日本のオリエンタリズム