内容説明
ガブリエル・バンサンが描く温かなふれあいの世界。こわいときあなたがいないのはだめよ。ひとりぼっちはだめよ、アーネスト。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
20
シリーズものが並んでいたので、なんとなく選んできた二冊目だったが不思議な世界と感じた。くまのアーネストと、ねずみのセレスティーヌの関係は、親子にも恋人同士にも見えてくる。迷路探検でのはぐれ遊びに重ねながら、相手をわざと怖がらせたり心配させたりして、本心を測っているようなやりとりだなあと思った。「こわいとき あなたがいないとだめよ。ひとりぼっちはだめよ」「もうぜったいに しんぱいかけないよ、ぼくのかわいいセレスティーヌ」絵本だけど、映画の中のセリフか、歌の歌詞のよう。2020/01/01
bros
10
夏休み絵本イベント用。セレスティーヌが怖がりだけど、迷路に挑戦するあたりは成長している様子がうかがえる。2013/08/10
ツキノ
9
(E-102)99年11月刊。迷路の広場へセレスティーヌの催促で行く。「ああ、こわかった」もっとまわりたい、「こわいこと してみたいの」ですって。アーネストの姿が見えず、なかばパニックになるセレスティーヌ、「こわいとき あなたがいないのはだめよ。ひとりぼっちはだめよ」そして「あなたをこわがらせてあげるから」と高い木に登り、アーネストは倒れてしまう。見返しはクリスティーヌによる絵。実際は誰が描いたのだろう?2018/02/25
がる
5
くまのアーネストおじさん⑮ めいろのひろば、楽しそうでした。2011/04/29
ochatomo
4
怖がりなのに怖い迷路へ行きたいセレスティーヌ、怖がらせるのは好きなのに怖がらせられるのは駄目なアーネスト 仲良い2人、ご馳走さま☆ 元本1998年 1999刊2018/04/19