• ポイントキャンペーン

身体関係論
息の人間学―身体関係論〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784906388981
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C3010

内容説明

息は他と自己の関係の仕方の歴史的累積であり、「あいだ」としての人間存在の仕方を端的に示す現象であり、その在り方はまさに生き方そのものである。「息づかい」の意味とは何か。関係としての身体。

目次

第1章 世界と自己との関係としての息(息の基本的諸相の意味の記述;代表的「息づかい」の意味の記述 ほか)
第2章 他者と自己との関係としての息(他者の息と自己の息との出合い;「息が合う」と「息を合わせる」 ほか)
第3章 自己と自己との関係としての息(「息を感じる」ことと自己の存在感;「息をつくる」ことと自己の形成 ほか)
付論 息の社会学(身体と息;“一方向的視線の原理”対“息の原理” ほか)

著者等紹介

斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程終了。明治大学文学部助教授。教職課程で中・高教員を養成。専攻は教育学、身体論。著書に『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞受賞)(NHKブックス)、『宮沢賢治という身体』(宮沢賢治賞奨励賞受賞)(世織書房)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kera1019

3
息というものを普段、気にする事はないけど、呼気と吸気が感情や抑揚と繋がってて如何に自分の行動に影響を与えているか、「息づかい」を通じて外世界や他者との関わりに深く作用してるかという事を改めて意識させられる。ただ、2章の「息とスタイル」の考察では「メルロ=ポンティ」の諸概念を媒介するとして、引用してあった部分はかなり難しい… 読んでる途中で意味が分からんようになって何度も読み戻すけど、なかなか進まず… たかが息、されど息か。2013/04/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/599081
  • ご注意事項