内容説明
このお話の主人公は、ヨーロッパのコウノトリです。くちばしの赤いのが特ちょうです。とても夫婦仲がよく、春、高い木や煙突の上に巣をつくります。交代でタマゴをあたためひなをかえします。秋、親と子の群にわかれてアフリカへ渡り、冬を過ごし、春になると帰ってきます。たべものはトカゲ、カエル、ネズミなどの肉食性。“赤ちゃんを運んでくる鳥”として欧米の子どもたちに親しまれています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みずたま
16
何やら教訓的なお話でした。美しいフラミンゴになりたいコウノトリ。でも外見だけを似せても本質は変わらない。美しいものや自分にないものに憧れる気持ちはよく分かりますけどね…^^;2015/06/07
遠い日
6
コウノトリでいることに飽きてしまったコトコト。動物園で見かけた美しいフラミンゴに憧れて、とうとうフラミンゴになることを決める。あろうことか夫のカタカタにも強要する始末。憧れと自分探しの紆余曲折。なりたい自分と自分であることの距離感を見つめれば、どうあるべきかは自ずと見えてくるはず。2016/09/25
がる
4
自分とは違う何かに憧れる気持ちはわかるなぁ。 やさしい動物園のおじさんのおかげで元に戻れて本当に良かった♪2012/04/23
あくび
2
人間も動物も美人に憧れるのですね。でもありのままが一番です。一番大事なのは心。人間はね。2021/06/12
spatz
2
やっぱり、ありのまま、がいちばん、てことだね。2014/08/16