感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
サーカスの曲芸師、トニオ。なかでも大得意だった綱渡りがある日を境にできなくなったトニオ。恐怖心というものを自分のなかに自覚してしまったトニオの、恐怖を克服するまでの過程が濃やかに描かれる。サーカス仲間と妻のパメラの提案に従うトニオには、「もう一度」の思いがあったからこその挑戦だったはず。チャレンジする綱渡りの場面は、読みながら心からの応援をしているわたしがいました。2016/12/06
mari
1
今まで大得意だったことが、ある出来事で突然恐怖や不安で出来なくなって。友達のアイデアと妻の支えでスランプを乗り越えたピエロのお話。2014/01/23
ひの
0
サーカスの花形、綱渡りで皆をあっといわせる存在が、ある日一転して怖くなり、えんぎできなくなる。。。頑張ろうとする本人と周りから何とかしてやりたいという応援と。。 期待通り、力の入るお話でした。2015/05/16