内容説明
心の成長をテーマに書き続ける作家、ゾロトウの最新作。おかあさんからもらった「いのち」のシアワセを、アニタ・ローベルがみごとな絵本に描きあげました。すべてのおかあさんのために…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
44
シャーロット・ゾロトウをゆっくり追い掛け中。こちらはアニタ・ローベルの絵♡お母さんのアルバムや写真から、お母さんの過去を紐解いていく女の子。小さい時私もこっそり親のアルバムを見てました。アルバムの中の母は、私が知ってるようで知らない母。別の人を眺めてるようで、なんだか愉快でこそばゆくって、何度見ても飽きなくって不思議な気持ちになってました…。そこに突如自分が現れることも不思議な感じでした。父のはあまりにも違う顔と体型に、笑いが止まらなくてめちゃくちゃ見るのが好きでした。笑2021/02/13
いっちゃん
12
お母さんを娘が紹介していくんだけど、愛情の裏に、どうしても影が見えるのはなんだろう。お父さんはいないの?お母さんももしかして死んじゃったのかと一瞬思った。2017/01/20
遠い日
8
大好きなおかあさん。おかあさんも赤ちゃんだったことの不思議。だんだん大きくなっていくおかあさんの過去の時間と今。愛されて生まれたことを、わたしは知っている。この世に生まれたことの、自分という存在の確かさを、わたしは知っている。母子に流れる豊かな愛情に、たっぷりと包まれて。2014/07/27
おはなし会 芽ぶっく
7
図書館の母の日特集で展示してあり読みました。自分のママが、赤ちゃんからおかあさんになるまでを、写真で知る。人に歴史あり(笑)2019/05/31
ツキノ
7
図書館の書庫の絵本を読もうキャンペーン・21 おかあさんの小さいころからの写真を、抱いた人形に説明している娘。大きな絵が素敵。表紙になっている絵は妊娠中の絵でした。大型絵本。2017/04/29