出版社内容情報
バーソロミューおじいさんとお隣に住む女の子のネリーは、いつも一緒。
ネリーが赤ちゃんの頃、バーソロミューさんは、ネリーをカートに乗せて散歩につれていってくれました。
そのネリーも歩き始め、学校にあがり・・・。それでも二人は、とても仲良しでした。
“あるとき おはなしのあとでネリーはたずねた。「おはなしがたねぎれになることはないの?」「もしなっても」バーソロミューはいった。「だまってればいいんだ。なかよしなら そうしていられる」”
やがてバーソロミューさんは年をとり、車椅子に。
今度はネリ-が、車椅子を押して散歩に出かけます。“いまはわたしがおして、バーソロミューがすわるばん。とっかえっこみたいなものね”
読み終えた後、なんとも言えないあたたかい気持ちになります。(企画広報課 T・S)
およそ6~7才から
内容説明
バーソロミューは、ネリーのお隣にすむおじいさん。ネリーが赤ちゃんだったころ、毎日ネリーをカートに乗せて散歩に連れていき、歩きはじめるようになると必要なときだけ手をかしてくれた。いつもいっしょだったふたりのことを、近所の人たちは「ハムエッグ」とよんだ。やがてネリーは小学生になり、バーソロミューはもっと年をとった。ある日、バーソロミューは階段でころび、入院。しばらくたって車いすにのって退院してきた。こんどはネリーが、車いすを押して散歩へいくばん。そうっと、やさしく、ゆっくり…。子どの成長と老人の老いという時の流れが、季節の移りかわりのように自然に描かれた、心あたたまる絵本である。およそ5才くらいから。
感想・レビュー
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shiho♪
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小夜風
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