ぼんさいじいさま

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 25X25cm
  • 商品コード 9784939029325
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リリー・ラッシュ

33
子供たちが幼かった頃、何かでとても高い評価をされていて購入しました。その当時より15年以上歳を重ねた私にはしみじみとこの作品の良さが伝わってきました。盆栽を愛するじいさま。盆栽だけでなく生き物全てに愛を降り注いでいたじいさま。ある日お気に入りの満開のしだれ桜の盆栽にひいらぎ少年が現れます。「じいさま、きょうのことは、ずーっと前からきまっていました」と。この作品の前に読んだ「しあわせなモミの木」とも似ていて、これからの人生後半を穏やかに過ごしたいと思う読書でした。2019/12/26

わむう

29
じいさまが自慢の盆栽を眺めていると、柊の冠をつけた小さな少年が現れる。少年に手を引かれ、じいさまは自分の可愛がってきたたくさんの動物たちに見送られながら旅立っていく。2021/03/29

anne@灯れ松明の火

23
リア友さんご紹介。最近、復刊され、新着チェックでもヒットして、タイトルが面白くて気になっていたが、タイトルからは、想像しなかった話だった。じいさまが丹精込めた盆栽の数々。中でもお気に入りのしだれ桜の盆栽から、ある日、小さな少年が現れた……。じいさまは、盆栽だけでなく、小さな生き物たちにも優しく、命あるものを慈しんだ。だから、彼らから慕われていた。じいさまの人徳を感じる。こういう生き方、旅立ち方ができれば、幸せだなあと思った。木葉井悦子さん初読み。細かく描きこまれた絵も素敵。他の作品も読んでみたい。2022/05/20

ヒラP@ehon.gohon

21
含みのある展開で、どうしても浮かんでくるのは死ぬ間際の自分です。 子どもはどの様に受けとるのだろうかと思う前に、大人のための絵本であることを認識しました。 この絵本のように、安らかに死を受け入れられたら、なんてしあわせなのでしょう。 広い目で見たら、自分の暮らしが大きな箱庭のような気がして来ました。2019/09/25

る*る*る

21
研修にて、講師読み聞かせ。自分で読んだ時よりも素敵な印象。講師の声が凛としていて、話にあっていた?哀しい話だけど、皆に見送られて…じいさま、幸せだね。こんな風に私も迎えたい。2014/10/15

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