岩波文庫<br> 老子

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岩波文庫
老子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 420p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003320518
  • NDC分類 124.22
  • Cコード C0110

出版社内容情報

老子(前579頃‐前499頃)の「老子道徳経」2巻は儒家の倫理説に一歩を進めて,人間道徳の根元を探り,宇宙の原理に説き及び,その思想は道教と呼ばれ,「荘子」と結んで老荘派となり,儒教と並んで東洋思想の2大源流をなしている.本文庫本は河上公本の本邦旧鈔本を底本に選び,これに敦煌出土本ならびに景竜碑,遂洲碑を対照した.

内容説明

熾烈な戦国時代を生き抜く処世の知恵であり一種の統治理論であるが、同時に、世の中と人間についての深い洞察力によって、人生の教科書ともいうべき普遍性を持っている。ここで説かれる平和的で、自足、素朴なあり方は、時代を超えて人々の心に訴えかける。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

69
1章1章短く区切られており、全体のテーマは「道」これに尽きる。この「道」というものが統率者や王、聖人に例えられる。昔の本であって現代とでは少しズレている部分があるが、現代にも通用する部分もあった。/(第9章)器の水をいつまでも満たし続けようとするのはやめといた方がよい。刃のさきを鍛えに鍛えて鋭くしたものは、長い間そのままで続くわけが無い。黄金や宝玉が家中いっぱいになればそれを守りきれるものではない。驕り高ぶると自然に破滅を招くことになる。2020/05/28

ゲンショウ

39
遂に拝読。やっと読了。柔弱にして何事にも抗わないもの…水。そのものの様に生きる事が出来れば、人は…私は、安寧に生きる事が出来るのだろうか…?聖書や論語と並び、二千余年読み継がれた本書。様々な人々が解釈し研究しても尚、柔弱にして抗わず…よって、その思想が人を…私を惹きつけて止まない。2013/08/09

加納恭史

29
「バカボンのパパが読む老子」あたりが気楽かなと思ったが、もう在庫切れらしい。まあこの本の「老子」を読む。昔に読んだが、変わりないかな。やっぱり懐かしい言葉が並ぶ。大道廃れて、仁義あり。道が廃れてから、仁義が説かれるようになった。知恵が働き出してから、大きな虚偽が行われるようになった。家族が不和になり出して、孝子や慈父が出るようになり、国家が混乱し出して、忠臣がでるようになった。「大道」は最高の支配者が治める時代で、「仁義」は人民が誉めたたえる支配者の時代で、世の中は道から徳の時代、次いで仁義へ推移した。2023/09/20

デビっちん

26
一章一章は短く簡潔ですが、重く深いものです。今はその上辺だけをサラッと舐めたたけですが、それでもリーダーや政治家になる人には読んでもらいたい内容がたくさんあると感じました。人間力を高める内容だと感じたからです。長年読み継がれてきた古典ですし、きっとこれからも読み継がれていく本だと思います。自分も何度も読んでいくことになりそうです。2020/04/22

Uncle.Tom

26
数ある中でも、第1章のところは道家の真髄のようなものなので気に入ってます。混沌としたなんとも形容できない"道"は確かに存在するが、言葉を用いて口にした瞬間に本質から遠ざかってしまう。自然本来の状態のようなことでしょうか。また、第78章も気に入っています。弱いものが強い。柔らかいものが最も硬い。水が硬い壁を打ち砕く、など。生涯をかけて読み込んでいく必要のある一冊であることは間違いないが‥。いかんせん、語り口が抽象的すぎてなかなか解釈が難しいものが多いですね。時間をかけてじっくり咀嚼していきたいところです。2019/03/09

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