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出版社内容情報
復興のため歩み続ける人々。そしてそれを支援する人々。忘れてならことは未来を見据え続けること。最終巻は未来への序章である。
未来に向かって歩み始めた人々を描く。忘れてならことは未来を見据え続けること。最終巻は、未来への序章である。「森の長城プロジェクト」、地震研究への情熱を新たにした研究者、次世代エネルギーの研究、復興トマトの挑戦、石巻に戻ったリチャード、など。
目次
人のために、世の中のために。―地球５周分を駆け抜けた情熱
人こそが、何にも代えがたい、財産。―復活した陸前高田市の醸造蔵
ここが、僕の愛する街。僕の生きる街。―石巻に戻ったリチャード
大地と地域と、ともに生きるために。―復興トマトの挑戦
心と体と地球のために。―福島のレストラン「銀河のほとり」
大きな危機も、未来のチャンスに。―南相馬市長の前向き思考
子どもたちの未来につながる町づくりを。―陸前高田市長の奮闘努力
あの悲劇を、繰り返さないために。―地震学者海野徳仁
変わるための試みは、始まっている。―次世代エネルギーの研究
自然の力で、町と人を津波から守る。―「森の長城プロジェクト」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゅー
4
東北は、着実に未来へ向かって行ってる。それは東北の人々の強さはもちろん、数えきれないほどの支援の賜物だ。 この本が出版されたのは2013年。 人によって受け取り方は違うと思うけど、私は、よく二年でここまでやってこれたなと思う。 そしてさらに未来へ突き進むために、まずはこの本をもっとたくさんの人に読んでほしい。 ニュースやネットを見ても分からないことや伝えきれないことは多い。もちろんこの本で全てそれらを補えるわけではないけど、この本から得られるものは絶対あるはずだから。2019/03/20
yayanoa
1
100物語読了。この巻はタイトル通り未来へ向かって広く長い目でプロジェクトを推し進めるリーダーシップを持つ人々が語られている。シリーズを通し、幅広い世代が読みやすいよう、言い回しは易しく、ルビのついた本となっている。また売上の一部が復興支援となるように、出版社としての支援も掲げている。この大きな災害が国民のものとして語り継いでいけるように、まずは全国の図書館、図書室に置いてください！2014/10/15
