出版社内容情報
溢れる思いの強さだけが、距離と時間を超えていく──。演劇集団キャラメルボックスとのクロスオーバーから生まれた物語の新しい光! 中篇2篇を収録。
内容説明
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた…。わずか7行のあらすじから誕生した二つの小説。大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繋げていく。有川浩meets演劇集団キャラメルボックス。小説×演劇の全く新しいクロスオーバーから生まれた物語の光。
著者等紹介
有川浩[アリカワヒロ]
2004年、第10回電撃小説大賞(大賞)受賞作『塩の街』でデビュー。『空の中』『海の底』と続く、通称「自衛隊三部作」を次々と発表して注目を浴び、『図書館戦争』は「本の雑誌」の2006年上半期ベスト1に、『別冊図書館戦争1』『ストーリー・セラー』は、「ダ・ヴィンチ」の「好きな恋愛小説」ランキングで1位に選ばれた。『キケン』『県庁おもてなし課』は山田風太郎賞の最終候補作品となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
kaizen@名古屋de朝活読書会
takaC
kishikan
ダイ@2019.11.2~一時休止