ひみつの王国―評伝石井桃子

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ひみつの王国―評伝石井桃子

  • 尾崎 真理子【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 新潮社(2014/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 567,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103358510
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

作家、翻訳者、編集者。彼女なくして日本の「子どもの本」の扉は開かれなかった。百一年の稀有な生涯と秘話を描いた、初の大型評伝。

この人がいなかったら、日本の「子どもの本」はどうなっていただろう――。『ノンちゃん雲に乗る』『クマのプーさん』など、作家として翻訳者として編集者として、あふれる才能のすべてを「子ども時代の幸福」に捧げた百一年の稀有な生涯。自ら触れることの少なかった戦前戦中の活動や私生活についても、二百時間に及ぶ石井へのロングインタビューと書簡をもとに描き出す。児童文学の巨星の初の評伝。

内容説明

菊池寛に編集を学び、太宰治に恋され、「プーさん」を訳し、「ノンちゃん」を生み出した。石井桃子とは誰だったのか?200時間におよぶインタビューと膨大な書簡をもとに仕事、生活、戦争秘話まで101年の稀有な生涯を描き尽くす。児童文学の巨星、初にして決定版評伝!

目次

第1章 浦和の小宇宙―一九〇七~一九二六年
第2章 文藝春秋社と『幻の朱い実』―一九二七~一九三六年
第3章 プーの降りてきた日―一九三三~一九四〇年
第4章 戦争から生まれた『ノンちゃん』―一九四〇~一九四五年
第5章 子どもの本の開拓者へ―一九四五~一九五四年
第6章 家庭文庫とひみつの書斎―一九五五~一九七五年
第7章 晩年のスタイル―一九七九~二〇〇八年

著者等紹介

尾崎真理子[オザキマリコ]
1959年、宮崎市生まれ。青山学院大学史学科で近代イギリス史を専攻。82年に読売新聞東京本社に入社。92年から文化部記者として文芸月評や作家のインタビュー記事、連載小説などを担当する。2011年から同社編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

105
児童文学の巨星 石井桃子の生涯を追った作品である。昭和の文学史、出版史が描かれる。 戦中、戦後における 昭和の著名な文豪たちの日々が赤裸々に語られ、面白い。子供の本の普及のため、尽力した先人の苦労が偲ばれる。 児童文学の名作の題名も 本当に懐かしい…そんな作品だった。2022/02/17

佐島楓

60
幼いころ出会った本の題名が続々と出てきて、懐かしい以上に、この本たちを読んでいなかったら今の私はないという感謝と奇跡のような巡り合わせに胸がいっぱいになった。石井先生はもちろん、本を惜しみなく与えてくれた両親の有り難みも思い至り、涙がしばらく止まらなくて困った。個人的なこんな感想しか書けない。 2018/02/09

ぼんくら

27
石井桃子の評伝。図書館で借りたがぜひ手元に置きたい一冊。101歳の間には、ほんとにたくさんの事があり、たくさんの人と出会い、そして別れがあった。彼女の翻訳した本を読みたい。とくにファージョンをきちんと読み返したいと思う。2016/02/29

kaoriction@感想は気まぐれに

27
石井桃子101年の歩み。というより、重みだ。村岡花子よりも朝ドラ的。そう、まるで朝ドラを観ているように本書を読んだ。ほとんどの人が子ども時代に手に、目に、したことのある絵本・児童書の作家であり翻訳者、児童文学の巨星・石井桃子の評伝。101歳まで生きたその人生はやはり圧倒、圧巻だ。日本近現代文壇史とも呼べる本書には、菊池寛に始まりそうそうたる人物たちの名前が挙がる。洋の東西を問わず文学好きには涎モノ。個人的に『幻の朱い実』による小里文子の人生にかなりの興味を抱いた。二人の友情・人生を描く朝ドラ化を切に希望。2016/01/31

スノーマン

26
『まだ暗い、寒い部屋をあかるくしなければならない』石井さんがこどものための良い本をたくさん残して、選んでくれたから、私もこうして本好きになれたんだな。読み応え、ボリュームはたっぷりやけど、出てくる周りの人の人生もざっと紹介してくれるから、私みたいに『この人何した人なんだろ?』みたいな無知な者にもわかりやすかった!改めて石井さんの訳書や著作を読んでみたい。2016/05/16

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