出版社内容情報
新古今和歌集から、芭蕉、茂吉、そして平成の詩人まで……、詩歌の美しい表現をめぐり、日本ならではの四季のいろどりに出会う旅。
内容説明
ひとの心にも、色はあるのだろうか。よろこび、悲しみ、寂しさ、切なさ。人を想い故郷を思う気持ち…。世界が垣間見せる一瞬の表情や自然のうつろいを映し出した短い言葉が、わたしたちの心に色を与えてくれるのかもしれない。新古今和歌集から、芭蕉、茂吉、そして平成の詩歌まで…、日本語の美しい表現をめぐり、四季のいろどりに出会う旅。繊細な感受性で読み解いた、名詩名歌の数々。
目次
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月
一月
二月
三月
著者等紹介
長谷川櫂[ハセガワカイ]
1954年(昭和29年)、熊本県に生まれる。俳人。東京大学法学部卒業。現在、俳句結社誌『古志』主宰、NPO法人「季語と歳時記の会」代表。朝日俳壇選者、東海大学特任教授(文学部文芸創作学科)。句集『虚空』(読売文学賞受賞)、著書『俳句の宇宙』(花神社、サントリー学芸賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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