出版社内容情報
ロス疑惑とともに保険金殺人事件の双璧としてマスコミの話題を集めた幼児性夢想型の犯罪。出所後の主犯の姿も追い、全貌を明らに
内容説明
「ロス疑惑」とともに保険金殺人事件の双璧としてマスコミの話題を集めた「幼児性夢想型」の犯罪。本書は事件の全貌を明らかにしながら、刑期後の主犯の姿も追って特異な人間性に迫る。
目次
第1章 ゲーム感覚
第2章 犯人グループ
第3章 マニラ
第4章 殺人
第5章 動き出すマスコミ
第6章 完落ち
第7章 捜査本部
第8章 独居房
終章 人生の皮肉
著者等紹介
井上安正[イノウエヤスマサ]
1944年、栃木県生まれ。読売新聞社社会部で長年、事件を取材。東北総局勤務時代には「弘前大学教授夫人殺し」の真犯人のインタビューという大スクープをあげたことでも知られている。日本新聞協会賞、菊池寛賞受賞。読売新聞社社会部部長などを経て、現在、報知新聞顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。