内容説明
ドラッカーだけ読めば済むと思うな。コッター、クリステンセン、BOP市場、マーケティング3.0…。6大カリスマの人物・思想・理論。ドラッカー理解も深まる、ビジネスの新しい常識。
目次
第1章 マネジメントを発明した男―ピーター・ドラッカー
第2章 社会的コーズをマネジメントする―C.K.プラハラード
第3章 マネジャーの仕事に注目せよ―ヘンリー・ミンツバーグ
第4章 組織には危機感が不可欠だ―ジョン・コッター
第5章 戦略論に革命を起こす―マイケル・ポーター
第6章 近代マーケティングの父―フィリップ・コトラー
第7章 イノベーションの仕組みを解明する―クレイトン・クリステンセン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
7
経済学という分野は,非常に広い.そのため,経済学を学ぼうと思っても,その全貌を理解することは容易なことではない.広い分野であるからこそ,様々な巨星がいる.それぞれの人物のエッセンスを知ることで,自分が何を学んでいくかを明らかにできるだろう.2012/06/10
KAZOO
4
この著者が前書きに書いてあるように、経営学の教科書は科学的管理法から説き起こし最新の経営学の理論については手薄になっているといわれています。まさにその通りで、この本ではドラッカーから説き起こし、ミンツバーグ、ポーター、コトラーなどの理論などについてわかりやすく説明してくれます。もう少し詳しく勉強するならば紹介されている学者の原典に当たるべきでしょうが、忙しい人にはこれでかなりたすけになるはずです。2014/03/02
Hiroki Nishizumi
2
経営学入門書。これはこれで悪くはないが、直近課題解消のためには意識低い系の参考書を探したい。2021/08/02
森田裕之
2
たまたま書店で見つけて購入したが、ドラッカーが示したマネジメントの体系を元に、プラハラード、ミンツバーグ、コッター、ポーター、コトラー、クリステンセンといった現代の経営思想の巨人たちの理論が非常に分かりやすく解説されていて、かなり掘り出し物の1冊。これを読んですべて分かるわけでは当然ないが、これである程度エッセンスを理解してから興味に従って原典を読み進めれば随分と理解が進むと思われる。それにしても、改めてドラッカーの研究がいかに幅広い分野にわたって大きな影響を及ぼしているかを思い知らされた。2013/07/05
96sann
1
人物像がわかるようなエピソードも添えた巨人たちの紹介本。初心者向きで読み易く、時間をかけて読み進めたが、その割には印象が薄い。功績や理論を理解できていなかったからか,もう少し興味をもってから読むべきだったかな。2015/11/20