内容説明
本書は経済・金融のグローバル化が進む21世紀初頭に現前する東南アジアとはどのような世界なのか、この世界単位を「知る」ために不可欠と考えられる分野やトピックを切り口に、さまざまな視点から東南アジアで生起している(してきた)諸現象やできごとに対して、アプローチした、各執筆者の長年にわたるフィールド経験から基づく論考から編まれている。
目次
1 東南アジア概説(モンスーンアジアの自然と生態;文明・歴史・文化)
2 モンスーンアジアの社会と人々の営み(稲作社会と水利;人々の生業と農漁村;都市の生態と成長)
3 グローバル化の中の東南アジア(国家と社会の変容;経済・開発と人々の営み)
4 資料
著者等紹介
春山成子[ハルヤマシゲコ]
1954年東京都に生まれる。1992年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。現在、三重大学大学院生物資源学研究科/東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。博士(農学)
藤巻正己[フジマキマサミ]
1951年新潟県に生まれる。1979年立命館大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、立命館大学文学部教授。文学修士
野間晴雄[ノマハルオ]
1953年京都府に生まれる。1979年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、関西大学文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。