出版社内容情報
古生物;恐竜;サーベルタイガー;マンモス;化石;ジュラしっく;哺乳類;古第三紀;新第三紀;第四紀;熊;犬;猫;有袋類
内容説明
超リアルなビジュアルブックの第三弾!新生代編では古第三紀、新第三紀、第四紀の3地質年代を生きた古生物から90種をピックアップ。
目次
新第三紀(バルボロフェリス・フリッキ;メタイルルス・マジョル;メガンテレオン・クルトライデンス;レプトキオン・ヴァファー ほか)
第四紀(スミロドン・ファタリス;カニス・ディルス;アークトドゥス・シムス;トヨタマフィメイア・マチカネンシス ほか)
著者等紹介
土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て独立し、現職。とくに古生物学に関する著作、多数。『リアルサイズ古生物図鑑 古生代編』で「埼玉県の高校図書館司書が選ぶイチオシ本2018」第1位などを受賞。2019年、サイエンスライターとして史上初めて日本古生物学会貢献賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
121
いよいよ哺乳類の時代。当然、哺乳類が多く収録されてます。現生種と頭の中で比較しながら楽しめます。でも、古生代、中生代の様な突拍子もないものが少なくなってしまいますね。仕方ないけど。 あとあれ、サピエンスへの系譜が含まれていませんね。これは続編ありますぜ(にやり、名推理(❛ᴗ❛)✧)。イーダ(ダーウィニウス・マシラエ)は載っていたけど。2020/10/10
HMax
40
とうとう哺乳類の時代がやってきた。やっぱり楽しいのは巨大生物。「巨大生物の島」に迷いこんだような気持ちになれる一冊。ベスト3発表します。第一位:ケラトガウルス・ハッチェリ、小さい体に角二本、可愛い。第二位:大阪城で女性と紅葉を楽しむトヨタマフィメイア・マチカネンシス、第三位:パラケラテリウム・トランソウラリクム、小さな馬たちと楽しく走る大きな馬(サイの仲間らしい)。2020/10/12
姉勤
34
精緻なCGで再現した絶滅した動物を、人間や部屋、都市と同居させて実のサイズを実感できる、一風変わった図鑑。複数シリーズで時代分けされた時代の本書は、恐竜が絶滅した後の新生代の動物が登場。故にほとんどが哺乳類。ウマやゾウなどの大型の原生動物の意外性のある小型なプロトタイプや,2階屋に届く超大型なナマケモノ、猫と犬が分化する前のハイブリッド的動物など今ではみられない動物が、身近にいたらと言うテーマに沿ったビジュアルを提供している。個人的には、人類と並行して存在した亜人種との和気藹々な合成も見たかった。2024/04/14
shio
34
シリーズ第3弾新生代!哺乳類の時代、想像のつく生物が多い?と思いきややはり6600万年の古生物。今回も度肝抜かれます!😳13m巨大蛇、6mのナマケモノや軽自動車並のカピバラも!表紙のペンギン・イカディプテスは150cm!陸生哺乳類最大級は8mパラケラテリウム。ウマみたいなサイ。リヴィアタン・メルヴィレイは怪物“リヴァイアサン”と小説『白鯨』に由来。一見クジラだけど36cmの恐ろしい歯がギッシリ!マンモスたちの牙もエライことに。象は絶滅危惧種だと思うと、日本にもナウマンゾウが“普通”にいたことが感慨深い。2022/05/10
たまきら
32
土屋さんの楽しい古生物シリーズ、新生代まで来ました!「いやそれはどうなの!」と突っ込みつつ楽しめるんですが、今回は娘はティタノボアに大歓声!だよね~。オカンはやっぱりネコ科が好きだったかな。メガロドンはさ~、あはは、バナナボートじゃないんだから!いやはや本当に楽しいシリーズでした。2020/11/19