内容説明
子どもたちがこれからの社会を生きぬく上で不可欠な「対話力」を身につけるための考え方とスキル。
目次
1章 対話とは何か
2章 対話力を高めるポイント
3章 グローバルスタンダードな対話としての「共創型対話」の提言
4章 子どもたちが夢中になり、語り合う対話型授業を創る
5章 対話指導名人への道
6章 国際現場最前線での対話体験記
付録 対話力アップスキル
著者等紹介
多田孝志[タダタカシ]
東京学芸大学教育学部国語科卒業、上越教育大学大学院修士課程修了、東京都小学校・クウェート日本人学校・ベロオリゾンテ補習授業校・目白学園中学・高等学校・カナダWEST VANCOUVER SECONDARY SCHOOL教諭等を経て、目白大学人間学部児童教育学科教授、学科長。日本国際理解教育学会会長、日本学校教育学会理事、日本グローバル教育学会常任理事、学習スキル研究会代表。「教育の真実は現場にある」「あらゆる教育活動は、事実として子どもたちを成長に資するとき意味をもつ」をモットーに、全国各地の教育実践者・研究者たちとともに、21世紀の新たな教育の創造を目指した活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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教職レポート課題のために読んだもの。もともとコミュニケーションの方法に興味があるため、(半ば強引に)コミュ力に関することに結びつけて書くことに。「共創型対話」のために必要な力、技術をいかに教え、身につけるために指導をするのがよいかについて書かれている。今若者に求められる力は、元をたどればすべて対話力に結びついているから、教育の場で教える機会を増やす必要があると思う。 前半に、「対話とは何か」「対話力を伸ばすためには」等あり、教育に興味がないけど、コミュ力を伸ばしたいという人にもお勧めな一冊。2014/08/01