内容説明
英米哲学の俊英クレインが、心の哲学の主要な論点をわかりやすく解説!物理主義と一線を画す立場から、心身問題・志向性・意識・知覚といった難題の解決に挑戦。平明かつ濃密な筆致で「心」を哲学する。
目次
第1章 心(心の哲学と心的現象の研究;パースペクティブと視点 ほか)
第2章 身体(心身の相互作用;実体・性質・出来事 ほか)
第3章 意識(意識的なものと無意識的なもの;志向的なものと質的なものの区別 ほか)
第4章 思考(思考と信念;意識と信念 ほか)
第5章 知覚(知覚の問題;錯覚論法 ほか)
著者等紹介
クレイン,ティム[クレイン,ティム][Crane,Tim]
1962年オックスフォード生まれ。1989年、ケンブリッジ大学で博士号を取得。ロンドン大学教授を経て、現在はケンブリッジ大学ナイトブリッジ哲学教授
植原亮[ウエハラリョウ]
1978年生まれ。2008年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。東京大学特任研究員を経て、現在、日本学術振興会特別研究員PD(日本大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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