内容説明
ことばはコンテクスト(文脈)を抜きにしては成立しえない。語用論は、ことばの背後に存在するコンテクストを手がかりに、話し手・書き手が聞き手・読み手に対して用いたことばの意味や働きを考察する。
目次
語用論とは何か
グライス語用論
情報語用論
対人語用論
指示語用論
言語行為論
関連性理論
認知言語学と語用論
文法研究と語用論
会話分析
メタ語用論
歴史語用論
対象語用論と文化対照
英語教育と応用語用論
日本語教育と応用語用論
著者等紹介
加藤重広[カトウシゲヒロ]
北海道大学教授。専門は言語学、日本語学、語用論など。『日本語修飾構造の語用論的研究』で新村出賞を受賞(2003年)。日本語用論学会会長(2016~2019年度)
澤田淳[サワダジュン]
青山学院大学准教授。専門は語用論、文法論。2014年度日本言語学会論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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