出版社内容情報
高校生に憲法に関わる事例を具体的に解説。いじめ、校則、プライバシー、内申書、実名報道等、気になる事例を掘り下げた26章。高校生に憲法に関わる事例を具体的に解説。いじめ、校則、プライバシー、内申書、実名報道、持ち物検査、選挙、憲法改正など、気になる事例を掘り下げた、授業でも使える26章。憲法がより身近に感じる12のコラム付き。
斎藤 一久[サイトウカズヒサ]
内容説明
男女交際禁止は違憲?少年事件の実名報道は?消費税アップも憲法違反?実例からわかる憲法のすべて!!
目次
第1章 人権(いじめは人権侵害ではない?;人はみな平等とは言うが…;校則での男女交際禁止;プライバシー権って、憲法のどこ?;平等は超難関! ほか)
第2章 統治(国会議員の仕事は法律をつくるだけか;総理大臣の選挙って、あった?;裁判所に行くってヤバいよね;東京都もドルを導入できるのか?;消費税アップは憲法違反ではないのか? ほか)
著者等紹介
斎藤一久[サイトウカズヒサ]
東京学芸大学教育学部准教授。2004年早稲田大学大学院法学研究科博士課程後期課程満期退学。早稲田大学助手、日本学術振興会特別研究員を経て、2008年より現職。その間、テキサス大学ロースクール客員研究員、フランクフルト大学法学部客員研究員、元大学入試センター試験出題委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐藤一臣
15
高校生入門シリーズものは、わかりやすく書かれていて良い。本書も平易な言葉での問題提起をしてくれている。事例やコラムも豊富ですばらしい。ただ、もうちょっと深くまで切り込んでもらえたらもっと面白かったと思う。いじめ、平等、校則、プライバシー、内申書、へイトスピーチ、教科書裁判、実名報道、職業選択、著作権、義務教育、ブラックバイト、冤罪といった人権にかかわるものを取り扱っているので、広く日本の社会問題にアプローチしている。もう一つは統治機構についてだが、ここは教科書っぽい感じがした。2017/04/30
星辺気楽
2
一般人でも入門書として、よく分かります。 2017/06/14
あくつ
1
日常生活の出来事と憲法を関連させて説明をしているので、わかりやすく読みやすかった。内閣と憲法の関わりの部分が印象に残っている。 ただ、一回読んだだけでは内容がなかなか頭に入らないので、もう一度読めたら読んでみようと思う。2018/10/03
マオリン
1
うーん、内容にまとまりがなくてイマイチかな… わかりやすいんだけどね2017/06/06
そーすけ
0
236*装丁がピンクで、かわいい。若者向きの憲法の本。話題があちことに散らばり、まとまりに欠ける感じはある。給食の食べる順番を定めたり、異性と会話する時は「会話用紙」を提出して許可をもらうとか、80年代は変な校則があったんですねぇ。「国権の最高機関」という表現は、ただのお世辞とは笑う(笑)。2017/08/12