内容説明
TPP問題から安全性、値上げの裏側まで日本の食と農業のこれからを考察する一冊。
目次
巻頭スペシャルインタビュー1 日本の農業の危機は食料自給率の低下ではなく「農業技術の衰退」にある(神門善久(明治学院大学経済学部経済学科教授))
巻頭スペシャルインタビュー2 穀物が安い時代は終わった―農業資源をフル活用するための発想の転換が必要だ(柴田明夫(資源・食糧問題研究所代表))
1 日本を取り巻く食料の問題を知ろう!(よく耳にする“カロリーベース”の食料自給率とは?;食料自給率39%!先進国でも日本が突出して低い理由は?;食料自給率アップは本当に必要か?日本の取り組みを見てみよう;食品ゴミは年1,900万トン超!日本は大量に食料を捨てている;食料自給率はアテにならない!?北朝鮮の食料自給率は約72% ほか)
2 食品別にみた食料自給率と日本の食料事情(米;小麦;トウモロコシ;大豆;大麦(裸麦を含む) ほか)