出版社内容情報
雇用不安や所得格差を生み、人類の未来など一切考えない貪欲むきだしの経済とは決別しよう! ケインズ研究の大家が「よき人生」を実現させるための政策を提言する。
内容説明
「必要」と「貪欲」とを分かつ叡智を経済学に取り戻す。ケインズ研究の世界的権威による現代文明への処方箋。
目次
第1章 ケインズの誤算
第2章 ファウストの取引
第3章 富とは―東西の思想を訪ねて
第4章 幸福という幻想
第5章 成長の限界
第6章 よい暮らしを形成する七つの要素
第7章 終わりなき競争からの脱却
著者等紹介
スキデルスキー,ロバート[スキデルスキー,ロバート] [Skidelsky,Robert]
1939年満州生まれ。ロシア系ユダヤ人の父と白系ロシア人の母との間に生まれる。ケインズ研究の権威として知られる経済歴史学者。オックスフォード大学出身。業績が評価され、イギリス政府より「卿」(Lord)の称号を授与される。オックスフォード大学や、ジョンズ・ホプキンス外交高等学院、ウォリック大学で教鞭をふるった。政治家としても活躍し、労働党より出馬、1992年に労働党を離党し社会民主党を結成。その後、保守党に鞍替えしたが、ユーゴ空爆をめぐり執行部と対立し離党
スキデルスキー,エドワード[スキデルスキー,エドワード] [Skidelsky,Edward]
ロバート・スキデルスキーの子息。ドイツ哲学者。オックスフォード大学で神学と哲学を修めたのち、NGOに参加。その後、オックスフォード大学に戻り、政治学で博士号を取得。現在エクセター大学教授。新進気鋭の政治哲学者
村井章子[ムライアキコ]
翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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犬養三千代