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教員養成を問いなおす―制度・実践・思想

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784491032177
  • NDC分類 373.7
  • Cコード C3037

内容説明

教員養成制度が大きく変わろうとする現在、教育学は何を問い、何を働きかけるべきか。気鋭の教育学者たちが3つのパースペクティブから問いかける!

目次

第1部 教員養成制度の現状と課題(戦後教員養成改革を振り返る―教職の専門職性のゆくえ;「大学での教員養成」原則における小学校教員養成課程をめぐる矛盾―新制東北大学教育学部と宮城教育大学を中心に;教員養成と教員採用・研修の“あいだ”;保育教諭の「教育原理」は可能か―教員養成と保育士養成のあいだで教育の基礎を問う)
第2部 教育実践から教員養成を問いなおす(道徳の教科化は教員の意識を変える?;幼稚園教諭の専門性とその養成;インクルーシブな教員養成への模索―視覚障害学生の教育実習を中心に;現職教員座談会 教員として生きるための哲学―道徳・キャリア・適応と抵抗)
第3部 教員養成の思想と哲学(教員養成における理論‐実践問題の起源を辿る―ヘルバルトの教員養成論へ;教員養成課程において「見る」ことをどう捉えるか―シュタイナー思想に基づく「オイリュトミー療法」の子どもの見方とその養成から;教員養成における「教育関係論」と『エミール』の「関係」論について;教員養成における「技(art)」についての一考察―後期フロムの方法論を手がかりに)
特別座談会 アクティブ・ラーニングで市民と教師を育てる?―教員養成の社会哲学

著者等紹介

下司晶[ゲシアキラ]
日本大学文理学部教授。1971年生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)

須川公央[スカワキミヒロ]
弘前学院大学文学部専任講師。1975年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学

関根宏朗[セキネヒロアキ]
岩手県立大学高等教育推進センター准教授。1980年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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