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内容説明
西田の著作に格別の関心を持って読み始めながら、途中で挫折してしまう人が実に多いという。そこで本書では、難解とされる西田の文章を整理し、個々の用語を分かりやすく説明しながら、その根本の思想を簡潔に要約。古典の注釈本のごとき、行き届いた註解と解説を施す、今までになかった西田の手引書である。
目次
第1章 歴史的世界の論理的構造
第2章 絶対矛盾的自己同一
第3章 行為的直観とポイエシス
第4章 歴史的生命の自覚
「絶対矛盾的自己同一」解説(西田哲学における「絶対矛盾的自己同一」の位置;西田幾多郎の思索の軌跡;絶対矛盾的自己同一とは何か;逆対応の論理との関係)
著者等紹介
小坂国継[コサカクニツグ]
1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。専攻は宗教哲学・現代日本思想。現在、日本大学経済学部教授、日本大学大学院総合社会情報研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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