出版社内容情報
性のあり方の多様性を尊重する社会を目指して活動している当事者等の貴重な提言をまとめるとともに、国際的な動向を紹介する。
内容説明
セクシュアリティを大切にする社会こそ、個人を尊重する社会。課題を析出する現場からの発言、最新の国際的動向の紹介。
目次
序 性のあり方の多様性
第1部 日常生活の安心と生活保障(同性パートナーシップの公的承認;同性による法律婚の可能性―日弁連に対する同性婚人権救済申立て;トランスジェンダーがおかれている社会の現状と課題;政治の現場から)
第2部 平等な社会へ向けて(当事者の抱える事情と相談対応―電話相談に寄せられる性的指向、性自認の悩みを解消するには;教育現場で性的マイノリティについて考える必要性;企業研修―ダイバーシティの視点)
第3部 世界は今(性的自己決定権と性別変更要件の緩和;同性カップルによる家族形成と法制度の変容;国際人権法における性の多様性―性的指向・性自認(SOGI)と人権を中心に)
著者等紹介
二宮周平[ニノミヤシュウヘイ]
立命館大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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