出版社内容情報
例題を解くことを通じて、計量経済学の理論とテクニックを無理なく学ぶことができる画期的な入門書。ロングセラー、待望の改訂!
内容説明
現実経済に題材をとった例題を解くことで、計量経済学の理論とテクニックを無理なく学ぶことがでぎる画期的な入門書。ロングセラー、待望の第2版。
目次
計量経済学とはどんな学問か
統計学の基礎知識
単純回帰モデル
重回帰モデル
回帰モデルの仮説検定と予測
ダミー変数
系列相関
連立方程式モデル
産業連関分析
コンピュータによる計量経済分析―TSPの基礎
著者等紹介
白砂堤津耶[シラサゴテツヤ]
1957年広島県に生まれる。1981年慶應義塾大学経済学部卒業。1986年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。東京女子大学教授。専攻は計量経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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alek
4
理屈は置いといて計量経済学ってこういうことやってますよ、という感じの入門書。例題が豊富なのでexcel使って教科書をなぞるだけで計量経済の概要や意義はつかめる。2012/11/11
Ryueno
3
計量政治学の勉強の一環として読んだため、2および9~10章は斜め読み。既刊の計量政治学のテキストは、用いる手法の概要を示した後ソフトの操作方法を示すというものが多いような印象を受けるが、本書の第6章あたりまでは分析の中で出てくる用語の説明や考え方などを補ってくれるという点で参考になった。松田・竹田『社会科学のための計量分析入門』と併読すれば、計量分析を学びたいと考える初学者にも役立つのではないか。このあとは山本『計量経済学』に行くか、線形代数などをもう少し学んで浅野・中村『計量経済学』に行くか悩ましい。2013/08/08
Satoshi Murai
1
読了2015/05/27
hibiku
1
国家総合職の計量経済学、実は本書の一部を暗記するだけで割と対応できてしまう。出題される範囲が非常に限定されているため、全体を理解する必要さえもない。もちろんどんな問題でも解けるようになるというわけではないが。そういう事情もあって、「読んだ」というよりほとんど「読み流した」という感じだが、まぁ一応。2014/05/13
がっち
1
公務員対策。例題が多いので理解しやすかった。だがこれで計量を理解したとは言えないであろう。2013/04/26