出版社内容情報
公共政策の分析や提言に対して、経済学は有用な道具でありうるのか。経済学的アプローチの重要性と使い方を解説するテキスト。
内容説明
経済学という道具をどのように応用するのか。公共政策問題を考えるための分かりやすい教科書。
目次
公共政策の経済学的アプローチとはなにか
余剰分析:需要・供給・市場
消費者行動の理論:効用(満足度)最大化の方法は?
厚生経済学:市場均衡は最適な資源配分を実現するか?
市場の失敗(外部性:公害はなぜ発生するのか?;公共財:地球温暖化は防げるか?;不確実性:公正な保険とは?)
ゲーム理論:結託と裏切りはどのように起きるか?
著者等紹介
伊藤隆敏[イトウタカトシ]
1973年一橋大学経済学部卒業。1979年ハーバード大学経済学博士課程修了(Ph.D.)。ミネソタ大学、一橋大学経済研究所、東京大学先端科学技術研究センター等を経て、2004年東京大学大学院経済学研究科兼公共政策大学院教授(2012年同院長)に就任。2015年よりコロンビア大学国際公共政策大学院教授(兼任)政策研究大学院大学特別教授。1994年~1997年国際通貨基金(IMF)調査局上級審議役、1999年~2001年大蔵省副財務官、2006年~2008年経済財政諮問会議民間議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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